韓国ドラマを字幕なしで見たいけど、まだまだ目標は程遠い私です。
しかしそんな私でも、韓国ドラマを観ていると「この言葉だけは、何度聞いても忘れない」といった言葉はいくつかあります。
そのセリフを聞いた時、字幕よりも先に耳が意味を感じ取り、嬉しくなる瞬間があります。
この記事では、私が韓国ドラマで出会って心に刺さった韓国語の王道セリフ4つを、背景や感じたことと一緒に紹介します。
「사랑해(サランヘ)」:愛してる
韓国ドラマで最もよく耳にする言葉のひとつ。
切ない恋愛ドラマには欠かせない言葉ですが、何度聞いても重みや深さはドラマによって違います。
沢山のドラマで使われる「사랑해」。
『愛の不時着』でリ・ジョンヒョクが静かに「사랑해…」と囁くシーン。『トッケビ』のキムシンがチ・ウンタクとの別れ際に発した「사랑해」どれもこれも切な過ぎて自然と胸が熱くなります。
この言葉のために、ドラマが全て展開されていたのかと思えるほどの重みを感じます。
そして、この言葉は、なくてはならない絶対的なセルフなのです。
「愛してる」って、日本語だと照れくさくてなかなか言えません。
韓国語の「サランへ」は、サラッと言いながらも、ドラマのせいか素直で切ない響きに聞こえます。
別れることを前提としていると、「今伝えないと・・・」と焦り伝えておこうと思いますが、別れる事が前提ではなくても、日頃から大切な人にはキチンと言葉で気持ちを伝えたいものです。
보고싶어(ポゴシッポ)|「会いたい」
この言葉も恋愛ドラマには欠かせない、可愛くてキュンとなる言葉です。
『その冬、風が吹く』や『トッケビ』など、切ない別れのシーンでも使われますが、恋人同士の電話での会話の中でも聞きます。
私の中では、この言葉の響きが好きです。
特に、「会いたくて仕方ないんだよぉー」の意味を込めて、男性でも女性でもかわいく言うのが好きです。
純粋に「会いたい」が伝わってきます。
私自身、遠距離恋愛していたこともあり「会いたい」という気持ちは常にありました。
この言葉を聴くと、その時の感情を思い出し「보고싶어(ポゴシッポ)」が忘れられない言葉となりました。
「보고싶어(ポゴシッポ)」の言葉の中には、「想うだけでも愛が入っている」と思います。
꿈인 것 같아(クミンゴッカタ)|「夢みたい」
直訳は「夢のようだ」ですが、実際は「信じられないくらい幸せ」という意味でよく使われます。
『スタートアップ』や『二十五、二十一』で、このセリフが出てきたとき、この瞬間がずっと続いてほしいと願いながら観ていました。
何気ない日常の中に、「꿈인 것 같아(クミンゴッカタ)」と言いたくなるような事は、ありませんか?
少し、韓国ドラマの中では大袈裟な感じで日常使いしているように感じますが、好きな音楽を聴いている時、友達と何気なく笑っている時、ドラマを通して「夢みたいな瞬間」は、日常の中にもあることに気付きました。
そんな瞬間を、楽しみながら日々過ごしていかれると、より一層充実した感謝の気持ちが持てそうですね。
좋아해(チョアヘ)|「好きだよ」
사랑해(サランヘ)が「深く愛している」という意味に対して、좋아해(チョアヘ)は「好き、好感を持ってる」というニュアンス。
付き合う前の、ちょっとドキドキする段階のセリフで、かわいく言える言葉。
『サム・マイウェイ』で、友達から恋人に変わる瞬間にこの言葉が出たとき、ここは、「サランへ」ではなく「チョアへ」だよねと勝手に納得していました。
「チョアヘ」って、恋のはじまりを感じさせる、いちばんときめく時期に使う言葉で告白の言葉にもつかえます。
愛の重みを感じさせる順番としては「チョアへ」<「サランへ」
どちらも、想いを伝える言葉として大切な言葉です。
まとめ|韓国語は感情をまっすぐ伝える言葉
どれも短い言葉なのに、なぜこんなに心に残るんだろう?と考えたとき、
韓国語には感情を隠さずに伝える強さと優しさがあるのだと思いました。
「言葉」って、ただの翻訳ではなくて、その国の文化や心のあり方がにじむもの。
韓国ドラマを観ることは、私にとって「自分の感情を丁寧に分析して伝える練習」にもなっている気がします。
言葉で自分をアピールする瞬間はあるけど、見逃しているかもしれません。
丁寧に伝えることで、お互いのすれ違いや思い違いもなくなると思います。
韓国語、まだ勉強中ですが、思いを伝える言葉が自然に言えるようになれたら素敵ですね。
あなたの心に残っている韓国語のセリフは何ですか?
よかったら、ぜひ教えてください。
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