韓国映画『破墓(パミョ)』を観た後、主演女優キム・ゴウンさんの存在が、私の心から離れなくなりました。
最初は「地味な女優さん」という印象しかなかったのに、気づけば彼女の出演作を次々に観ている自分がいました。
その魅力は、華やかさではなく“自然体で誠実に生きる姿”。
50代を迎えた私にとって、彼女の姿勢や言葉が心に深く刺さり、生き方そのものを見つめ直すきっかけになったのです。
この記事では、そんなキム・ゴウンさんを通して感じた「一生懸命に生きることの意味」について、私自身の気づきとともに綴ります。
キム・ゴウンを意識したのは映画「破墓(パミョ)」
キム・ゴウンさんの存在を意識し始めたのは映画「破墓(パミョ)」でした。
私の中で衝撃を受けた作品でした。
ムーダンとして踊りながら剣を振るう姿は迫力と狂気を感じるほどで、それまでの可憐な彼女とはまったく違う姿に圧倒されました。
あの強いまなざしと表現力は、今までにない新境地。女優としての凄みを感じた瞬間でした。
第一印象は「地味」だったキム・ゴウンになぜ惹かれていったのか
キム・ゴウンさんの第一印象は、いたって普通。
正直なぜ彼女が人気なのかわからなかったのです。
演技を見る前の印象でしたが、顔はどちらかというと地味で華やかな方ではなく、イケメン俳優陣と並んだ姿は、格別惹きつけるものはありませんでした。
ところが、彼女の演技を重ねて観るうちに、その“地味さ”が“自然体”へと変わっていきました。
つくられていない、素のままのような演技。その自然な表情が、どんな俳優よりも心に残るようになっていったのです。
演技と表情がスッと心に入ってくる、作りこまない印象は自然と人を惹きつけ、気づけば、私は彼女の作品をほぼ見ていたのです。
イケメン俳優陣ではなく彼女見たさに・・・。
キム・ゴウンの演技に現れる”芯の強さと弱さのバランス”
映画「ウンギョ 青い蜜」では、無垢で無防備な女子高生。
70代の詩人である男性を虜にしてしまう少女は、子どものような弱さと危うさを持ちながら、それだけではない不思議な少女。
そこから、ドラマ「トッケビ」「ユミの細胞たち」を見進めるとさらに、その魅力が開花。
強い芯がありながら、時折見せる弱さ。明るくて無邪気で誠実で、そのすべてを自然に表現できる稀有な存在として、認知されていきました。
韓国女優の中でも、どこか”人間らしさ”を感じさせる演技に、私はどんどん惹かれていきました。
キム・ゴウンの元旦の目標「一生懸命生きる」が心に刺さった理由
あるインタビューで、キム・ゴウンさんは新年の目標を「一生懸命生きる」と語っていました。
(出典:シネマカフェ)
私は、この言葉を聞いて”ハッ”とし何故か心に刺さりました。
ゴウンさんの言葉を聞いた時、「一生懸命生きる」という言葉について改めて考えさせられました。
「一生懸命生きる」とは”自分の人生を真剣に大切に生きる”こと。
がむしゃらに完璧を目指すことではない。
”自分が大切にしたいもの”に真剣に向き合うこと。
それこそが本当の「一生懸命」なのではないかと、彼女の言葉から感じました。
50代の私が、キム・ゴウンに見習う「自然体の」美しさと強さ
キム・ゴウンさんは若い女優さんですが、既に人生に対して誠実で真っすぐな姿勢を持っていると感じます。
私自身は、仕事や家庭で「なんとなくやり過ごしていたかも」と思う瞬間がありました。
今からでも遅くはないと信じて、ゴウンさんの姿勢を見習い、がむしゃらではなくて自然体に、だけど大切にしたいことには真剣に向きあい「一生懸命生きたい」と思いました。
まとめ:キム・ゴウンが教えてくれた、私らしい生き方
キム・ゴウンさんの「一生懸命生きる」というシンプルな言葉と、彼女の自然体な姿は、50代の私にとって生き方のヒントとなりました。
私にとっての一生懸命は、がむしゃらでもなく、完璧でもなく、”自分が大切にしたいこと”に正直に、今できることを精一杯やってみる・・・それこそが私なりの「一生懸命に生きる」です。
そんな事を考えていたら、私はこれまでの人生も思っていた以上に一生懸命だったと気づきました。
そうやって自分を認めながら、これからも「自然体に丁寧に生きる」を大切にしていきたいと思います。
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