韓国ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』に出演したチュ・ジョンヒョクさんが日本のテレビ番組ドラマ『スロウトレイン』で日本デビューしました。
彼の出演した日本ドラマ『スロウトレイン』と初主演に挑む日本語の心構えや役柄など紹介したいと思います。
最後までご覧くださいね。
チュ・ジョンヒョクの映画テレビ番組:日本ドラマ「スロウトレイン」
チュ・ジョンヒョクさんは、日本ドラマ『スロウトレイン』で初出演しました。
このドラマは、2025年1月2日午後9時からTBS系で放送され、日本の新春スペシャルテレビ番組として注目されました。
主演は松たか子さんをはじめ、多部未華子さん、松坂桃李さん、星野源さんといった豪華キャストが揃い、脚本はヒットメーカーを飛ばす野木亜紀子氏です。
『スロウトレイン』のあらすじ
『スロウトレイン』は、鎌倉を舞台にした家族の絆と人生の選択を描いたホームドラマ。
主人公の葉子(松たか子)はフリーの編集者で、妹の都子(多部未華子)と弟の潮(松坂桃李)と共に交通事故で両親と祖母を失った過去を持ちます。
法事の帰り道、都子が突然「韓国に行く」と告白。
そこから3人の姉弟がそれぞれの幸せに向き合い、新たな人生の旅路を歩み始めます。物語は日本の鎌倉から韓国の釜山へと展開し、異文化交流や家族の絆といったさまざまなテーマに移り変わります。
チュ・ジョンヒョクが演じるオ・ユンス
チュ・ジョンヒョクさんは、飲食関連の投資会社で働くオ・ユンス役で松たか子さん演じる渋谷葉子の妹、多部未華子さん演じる都子の恋人役を演じます。
幼少期を日本で過ごした彼は、韓国・釜山で夢を追求する青年として描かれ、物語の中で韓国を表現する重要な役です。
幼少期日本で過ごした設定の彼の日本語にも注目が集まります。
脚本家野木亜紀子氏×土井裕泰監督の作品
脚本家の野木亜紀子氏は、『アンナチュラル』や『MIU404』といった社会派ドラマで知られるヒットメーカーです。
今回のドラマは、土井監督60歳の節目として、敢えて野木氏にオファーして共に作りたかったテーマ「家族の形や幸せのあり方は一つではない。多様性を描いた作品」です。
日韓の文化交流
『スロウトレイン』では、日本の鎌倉と韓国の釜山が舞台となり、日韓の文化交流が描かれています。
鎌倉と釜山という地域の特性や文化的背景がドラマの舞台設定に大きく影響しています。
ここ20年近くで、日韓は様々な背景から関係が変化してきました。
現代の日本人は、ファッションやカルチャー、食やエンターティメントなど韓国文化への興味や憧れがあり、そこから自然と日本にも多様性が生まれてきました。
日本と韓国、それぞれの価値観の違いや共通点が物語の中で描かれる点も多様性を表現しています。
多様性に込めた思い
『スロウトレイン』は、「家族とは?」「孤独とどう向き合うか?」「自分の人生をどう生きるか?」といったテーマを通じて、多様な生き方や価値観を尊重することの大切さ を伝えています。
多様性という言葉だけは、すっかり一般化しましたが、日本で多様性といった言葉が社会全体としてテーマとなり広がり始めたのは、ここ最近のように感じます。
多様性を歌いながらも、多様性を受け止めきれない日本人はとても多いように感じます。
このようなドラマによって、個々の生き方を肯定して、やりたいことを思いっきりやって明るく生きやすい世の中が浸透していくことを願います。
チュジョンヒョクの映画テレビ番組:「スロウトレイン」の感想&伝えたいことは?
松たか子さんと星野源さん、多部未華子さん、松坂桃李さんといった豪華メンバーが静かなレールの上を走るように、淡々と進んでいくようなホームドラマです。
ドラマタイトルの「スロウトレイン」は直訳すると「ゆっくり走る列車」。
人生を急ぐことなく、自分のペースで歩んでいくことを象徴していると考えられます。
しかし、人生には幾度と電車を乗り換えるように選択して転換する時期があります。
それぞれの人生の中で「乗り換え」を経験しながら、新しい未来へ向かって進んでいくのですが、あえて「スロウトレイン」にすることで、過去や家族との関係を振り返る時間を表しているように感じます。
ゆっくりでも、確実に前へ進んでいくことを象徴し、人生の選択をしながら成長していく不確かでも前に進む大切さを表現しているタイトルであると思いました。
チュ・ジョンヒョクの映画テレビ番組:日本ドラマで日本語に挑む
チュ・ジョンヒョクさんは、ドラマで流暢な日本語を披露しています。
日本語勉強法
放送開始前彼は次のように日本の視聴者にドラマインタビューでメッセージをおくりました。
「僕の日本語の演技を楽しみにしてください!」
彼は「撮影開始の1ヶ月前から日本語を勉強しました。語順に慣れるために練習を重ね、自分に馴染ませました」と話しています。
その努力の成果は、視聴者が彼の日本語の上手さに驚かされたSNSでの投稿によって証明されています。
彼のホスピタリティや対応力は、演技に反映されていることがわかりますね。
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韓国での成功と日本への挑戦
彼は、韓国ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』や『正直にお伝えします!?』などで既に高く評価されています。
今回の日本ドラマ出演は、彼のキャリアにおいて新たな挑戦であり、日韓両国でのさらなる知名度向上につながると期待されています。
彼の出演した「スロウトレイン」は、日本と韓国の文化をつなぐ架け橋としてもっと注目してほしいと思います。
チュ・ジョンヒョクの映画テレビ番組:「ケナは韓国が嫌いで」
韓国の小説家チャン・ガンミョン原作の「韓国が嫌いで」が2025年3月7日より、一部映画館で上映されます。
主演はコ・アソンさんとチュ・ジョンヒョクさんです。
主人公のケナはソウル郊外の団地で家族と暮らし、片道2時間かけて金融会社に通勤しています。
恋人ジミョンは結婚後にケナを養うと言うが、彼女はその考えに違和感を感じています。
さらに、老朽化した団地の再開発に伴い、母親から転居費用を頼まれるなど、家族の期待に押しつぶされそうになる日々。
自分の人生を見つめ直したケナは、この環境から抜け出し、新たな未来を求めてニュージーランドへの移住を決意する。
現代韓国の若者が直面する生きづらさと自己実現への葛藤を描いた作品です。
もちろん、まだ観てないのですが予告をみて、ニュージーランドに行ったコ・アソンが言われた言葉の中にツボる言葉がありました。
「自分を守るには黙っていちゃダメ」
発信したり発言したりすることの大切さが集約された言葉ですね。
チュジョンヒョクのドラマ:出演とキャリア
チュ・ジョンヒョクのプロフィール
本名 | チュ・ジョンヒョク |
出身 | 韓国仁川広域市 |
生年月日 | 1991年7月27日(33歳) |
身長 | 183㎝ |
血液型 | A型 |
学歴 | オークランド工科大学 |
事務所 | BHエンターテインメント |
出演作とキャリア
チュ・ジョンヒョクさんは、ドラマ『ユミの細胞たち』や『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』などの人気作品に出演しています。柔軟な演技力と幅広い役柄への対応力で注目されはじめています。
そのキャリアの発端はホテル業界です。
ニュージーランドに留学して、大学はホテル経営やマーケティング勉強していました。
その時に、バーテンダーとして働いていた彼は、プロモーションビデオへ出演。
演技に目覚めて俳優という新たな道を歩み始めたのです。
ドラマの演技からも、彼の柔軟な対応力はホスピタリティを学んだことから直結しているように感じますね。
今後の可能性を秘めた俳優さんです。
◆参考・出典
– 各種韓国メディア(Soompi、Kstyle、Newsen、Dispatchなど)の記事内容を参考 |
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