今回は、映画「パラサイト」とドラマ「愛の不時着」では、この女優さんなしでは語れないチャンヘジンさんの魅力についてお伝えします。
前半はプロフィールと出演作品、後半は気になる結婚生活についてもお伝えしていきますので、最後までじっくりとお楽しみくださいね。
チャン・ヘジンのプロフィールと出演作品
まずはヘジンさんが、どんなドラマに出演しているのか、ヘジンさんのプロフィールと一緒にお伝えします。
チャン・ヘジンのプロフィール
名前 | チャン・ヘジン | ||||||||
ハングル | 장 혜진 | ||||||||
出身地 | 韓国 釜山広域市 | ||||||||
生年月日 | 1975年9月5日(49歳) | ||||||||
職業 | 女優 | ||||||||
事務所 | IOKカンパニー | ||||||||
活動期間 | 1998年~ |
役柄によって年齢の幅が大きい女優さんですが、管理者と世代は一緒の50歳です。40・50歳は、飾ることがなく役に没頭できる世代かもしれませんね。
チャン・ヘジンの人気出演映画とドラマ
映画 | 製作年 | 役名 |
パラサイト半地下の家族 | 2019年 | 出演 キム・チュンスク役 |
我が家 | 2019年 | 出演 ソンの母親役 |
あなただって私だって | 2019年 | 主演 ミジョン役 |
ドラマ | 製作年 | 役名 |
椿の花咲くころ | 2019年 | パク・ヨンシム役 |
愛の不時着 | 2019年~2020年 | コ・ミョンウン役 |
パンドラの世界 | 2020年 | チェ・ヒョスク役 |
女神降臨 | 2020年~2021年 | ホン・ヒョンスク役 |
赤い袖先 | 2021年 | ソ尚宮 役 |
ドクタースランプ | 2024年 | コンウォルソン役 |
「パラサイト」「愛の不時着」以来、ヘジンさんへのオファーが多いので、ここ最近の出演作品が多いですね。
チャン・ヘジンの出演映画「パラサイト」は何役? 抜擢の理由
ヘジンさんは、パラサイトでどのような役に抜擢されたのでしょう。
抜擢の理由とパラサイトまでの軌跡をお伝えします。
チャン・ヘジン出演映画「パラサイト」は何役?
パラサイトは、全員無職で半地下に暮らすギテク一家が、あの手この手で高台の大豪邸に住むパク一家に近寄り寄生していく話ですが、半地下家族のお母さん役(キム・チュンスク)が、女優チャン・ヘジンさんです。
キム・チュンスクは内職で家計を支えますが、そんな中、パク一家に家政婦として潜りこみます。
そこで起こる旧家政婦イ・ジョンウンさんとの大迫力の対決は、狂気を感じる圧倒的なオバさん対決。
キム・チュンスクは、元ハンマー投げのメダリストという設定だったので監督のOKが出るまでヘジンさんは、ずっと食べ続け1日6食でなんと!15キロも増量し、太々しさが全身から漂うオモニに変身。
後半は、家族が傷つけられたことに狂気の闘いとなりますが、やはりあの体格ではないとこなせない役柄です。
貧しいながらも、家族思いで逞しいオモニです。
映画パラサイトは、カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞し、アカデミー賞は、作品賞を含め4冠を達成しました。韓国映画では史上初の快挙となりました。
チャンヘジン出演映画「パラサイト」までの道のり
ヘジンさんは、ここ最近映画やドラマに抜擢され、大活躍されていますが、実はデビュー作で演技に自信を無くして、9年ほど女優のお仕事を休んでいた時期があります。
その間、故郷釜山に帰りスーパーの職員として働いていました。
そこでの働きっぷりが買われて売り上げ№1となり賞金をもらい、デパートの販売員としてスカウトが来たようです。
そんな中、ポン・ジュノ監督からも映画『殺人の追憶(2003)』のオファーがきました。映画の誘いは断ってしまいますが、ヘジンさんは、徐々に演技と向き合うことに気持ちが向いていったようです。
売り上げ№1になったこと、デパートのスカウトやポン・ジュノ監督のオファーが再度何かを決意する自信に繋がったのですね。
チャン・ヘジン出演映画「パラサイト」抜擢の理由
ヘジンさんは、デパートを退職後、直ぐに役者の仕事はせず、演技スクールの広報マーケティングチーム長として演技に携わりました。
そして女優を離れて9年たったころ韓国映画界の巨匠イ・チャンドン監督から、『シークレット・サンシャイン(2007)』への出演オファーがきました。
監督からは「あなたはもう、女優としての感性はできあがっているよ」と認められヘジンさんは、再び役者の道を歩み始めました。
その後いくつかの映画ドラマに出演し、ユン・ガウン監督映画「わたしたち」の母親役で現実味を帯びた演技が注目を集めて、ポン・ジュノ監督から再度の熱いラブコールによって映画「パラサイト」出演に抜擢されたのです。
9年間、芸能界を離れて様々なことを経験した結果、遠回りではなく実体験としての演技の技術が備わり、女優として無二の存在となる感性が磨かれたのですね。
チャン・ヘジンのオモニ役比較 「愛の不時着」「女神降臨」「ドクタースランプ」
ヘジンさんは、映画「パラサイト」でもオモニ役でしたが、他にもオモニ役が多いのでしょうか?
出演作3選から、それぞれのオモニ役を比較してみましょう。
チャン・ヘジン出演ドラマ「愛の不時着」のオモニ役
ヘジンさん「愛の不時着」では、北朝鮮・平壌(ピョンヤン)最大規模のデパート社長で、ソ・ダン(ソ・ジヘ)の母親コ・ミョンウン役を演じています。
娘の幸せのためならば手段を選ばず、派手なヒョウ柄マダムの姿に滑稽な行動が目を引きます。
パラサイトと同じ母親役ですが、見事な変貌ぶりでキャストの名前を見るまで、同一人物とは気が付きませんでした。
チャン・ヘジン出演ドラマ「女神降臨」のオモニ役
ヘジンさんは女神降臨で、主人公イム・ジュギュン(ムンガヨン)の母親、ホン・ヒョソクの役を演じています。
ホン・ヒョソクは美容サロンを経営していて、強く家族を支える献身的な母親です。娘に対しては勉強や外見に対して大きな期待を持ち、そのことでしばし衝突することもあります。
コミカルな面と感動的な一面を兼ね備えドラマにユーモアを与えるなくてはならないオモニです。
チャン・ヘジン出演ドラマ「ドクタースランプ」のオモニ役
ヘジンさんドクタースランプでは、主人公ナム・ハヌル(パク・シネ)の母親役コン・ウォルソンを演じています。
19歳で出産して、夫を早くに亡くしていますが、麻酔科医の娘を誇りに思う優しいオモニです。ハヌルはパワハラによってうつ病を発症します。
スランプに陥りながらも、恋に落ちる二人の医師と娘に寄り添うコン・ウォルソンの姿に優しくも毅然とした母親の姿が描かれています。
チャン・ヘジンは結婚しているの?
ヘジンさんは結婚して実生活でもオモニです。
夫は2002年ころ知り合った一般人の男性です。
二人の間には、長女(2004年生まれ)と長男(2016年生まれ)がいます。
「パラサイト」「愛の不時着」と人気話題作に連発出演した大女優家庭は、世間からも注目される家族なのかと思いましたが、ご家族にとっては他人ごとなようで、淡々としているようです。
娘さんの友人や先生も、母親がチャン・ヘジンさんとは知らないようです。
息子さんの友人家族にだけは知られていて大騒ぎとなったようです。
誰もが知る大女優となったヘジンさんですが、普通に淡々と接する家族に感謝していると話しています。
チャン・ヘジンさんのオモニ役は、全て違うオモニですが、共通していることは、どのオモニも強く逞しくどこかユーモアあふれるオモニです。
ヘジンさん実生活のオモニもきっと、家庭を守る子ども達思いのオモニに違いないと思います。
これからもドラマ映画で、どんなオモニ姿を見せてくれるのか、楽しみな韓流スターですね。
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