不登校に悩んだ私を救ったのは「占い」だった!息子と私、再スタートの物語

占い

今から7年程の話です。息子は中学生の頃、不登校になりました。
その頃の私は、毎日自分を責めていました。

何をどうしていいか分からず、相談機関にも足を運びましたが、心の底から救われサポートしてくれるような場所はありませんでした。
そんな時足を運んだ「占い師さんの言葉」が私の支えとなり希望でした。
これは、あのとき占いに背中を押されて、息子との向き合い方が少しずつ変わった、私自身の小さな物語です。

息子の不登校で悩んでいた私が「占い」に頼った理由

私は、占い好きの友人の影響もあり、10年程前から占いに通ったり、メールで占ったり、自分を知るためのツールとして占いを使用していました。
しかし、本格的に占いの力って凄いと感じたのは、息子が「不登校」になってからです。

息子が不登校になったのは中学時代。部活に学校に塾と毎日ハードな生活を送っていました。今思えば、息子はずっと入学してから無理をしていたのかもしれません。
そして、中学2年の夏休み後から学校を休みがちになり、とうとう朝起きず学校に行かなくなりました。

その頃、夫は単身赴任のため静岡にいました。
私も仕事をしていましたが、学校には毎朝休む連絡をいれたり、校長先生や教頭先生、担任の先生と私が息子の代わりに面談をしたり、息子の不登校解決ではなく、表向きな事務的な事しかしていませんでした。

私自身、不登校や子育て本を何十冊と読み、良いと思った事は実践。
しかし本の中にいる不登校の子と息子は違うと感じていました。
どれだけ、本を読んでも息子の本当の声には届かない気がしていました。
何よりもわからなかったことは、息子の気持ちと不登校の理由とキッカケでした。

そんな時、以前何度か占ってもらっていた占い師さんに、不登校を話すのは恥ずかしいけど、自分が感じていること全部話して占ってもらおうと思いました。
誰にも打ち明けられなかった不安を、占い師さんなら受け止めてくれるかもしれないーそんな一縷の望みでした。

占いで見えた!息子の不登校

10年前からお世話になっている占い師さんは、Drawing The  Aura主宰 合同会社Parikkaram 代表 佐藤ただすけさん。

ただすけさんの占いは、サイキック能力を活かしたスピリチュアル鑑定。以前はタロットも登場していましたが、ここ数年感覚が更に磨かれ、何も使わず能力で言い当てます。
トランスジェンダーの彼ですが、一見とても可愛いくて美しい方です。

そしてただすけさんが見えたことからの第一声は、「全然大丈夫!問題ないですよ」「今まで無理して合わせてきた分、今は休ませてエネルギーを補充してください」と涙が出るほど優しい言葉。

ただすけさんから見える息子の未来は、英語を使って何かしているように見えていました。そして日本人よりも海外の人との方が波長があうので、英語は伸ばした方がよいと。学校に通わなくても、それに代わるものに行けば大丈夫。
家にいても、その分自分が得意とする分野で何かしてるから大丈夫などと安心する言葉をいただきました。

占いで見えた!不登校と向き合うヒントと覚悟

ただすけさんの占いで、不安は完全には払しょくされませんでしたが、新たに心持が変わった事があります。

それは、不登校の原因を探して解決するのではなく、息子の今を見て「どのように過ごしたいか?何をしたいか?」に焦点を当てよう。
私が学校に行くことばかりこだわっっていると、息子も私も前を向けない。
それは、息子の未来を導くためのものでもあると感じました。

息子には、「親は子供に教育を受けさせる義務があるんだけど、あなたが学校に行きたくないなら、行かなくてもいいと思い始めた。ただ将来の可能性を伸ばすためには学びは必要。学校にかわる学べる場所を一緒に考えていこうよ」と話しました。

今まで私に対して頑な態度だった息子が、私との会話に応じた瞬間でした。
そこから、学校に代わる居場所探しをはじめることとなりました。

不登校に悩む親に伝えたい、占いからもらった小さな希望

子どもの不登校は、コロナ禍以降増加傾向にあるようですが、不登校だからといって将来がなくなり、人生終了などと考えることはありません。
世の中の変化と共に子ども達も変わり、戦後すぐに作られた義務教育の基本構造はほとんど変わっていません。現代の多様な子ども達には合わない場面が増えてきているように思えます。

ただすけさんの占いでは、息子の不登校相談に行く前から、「多様性の時代がくるから」と言ってました。
今、ただすけさんがあの時、何を伝えようとしていたのかよくわかります。
不登校でも大丈夫!その子のやりたい事、進むべき道が希望となり、あとは金銭的な親のサポートがあればどんなことも可能です。
そのためには、親の心も自分で元気にすることも必要です。

頑張っている自分も、好きな事(韓流ドラマや占い、身体を動かすジムなど)をしながらメンタルを保ち子どもに寄り添っていきましょう。

子が不登校になったのは、私たち親子がダメだったからじゃない。
今の教育の枠組みが、時代の変化に追いついていないだけだったのかもしれない──。
そう思えたとき、私はようやく自分自身を少しだけ許すことができました。

 

 

 

 

 

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